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SEO対策とは、Google、Yahoo!などのサーチエンジンの仕組みやルールに合わせてサイトの改変を行い、検索結果で表示される順位を上げること。検索結果の1ページ目のみしか見ないユーザが約8割、2ページ目までのユーザが約9割という調査結果が示すように、上位表示はサイトへの来訪者数に直結します。そのために、ページ内に同じテーマのキーワードを多く盛り込んだり、HTMLを書き換えたり、リンクを増やし、検索エンジンから「重要なサイトである」と評価されるための改変を行います。
第一回目の今回は、SEOの対象となるサーチエンジンの種類についてです。
■Yahoo!(YST)
日本でのYahoo!のシェアは2007年9月で47.4%とナンバーワン。約半分の確率でYahoo!が検索エンジンとして利用されています。Googleにシェアを奪われつつあるとはいえ、まだまだ大きな存在です。
Yahoo!JAPANのロボット型検索がYST(Yahoo! Search Technology)。Yahoo!はカテゴリ型のサーチエンジンも持っているので、厳密に言うとSEOの対象となるのはYSTですが、関連性もありますのでここでは「Yahoo!」の名称で統一しておきます。
Yahoo!は全般的に「サイトのテーマ」を見ます。各ページ内そしてサイト全体としてのテーマが統一されており、キーワードがクリアになっていれば、上位表示させることが出来ます。もちろんリンクも重要で、外部サイトとのリンク(被リンク、発リンク)の関連性や数、相手サイトのクオリティが要素となります。ただ、Googleほど外的要因のウェイトは高くありません。
Yahoo!のアルゴリズムの変更は5週間に1度程度、と言われています。そこで大きな順位の入れ替えがあり、その後若干上下をして落ち着きます。ただ、最近のYahoo!は新規のサイトをインデックスするのに非常に時間が掛かるようです。数週間で効果が出なくても、地道に対策を続ければ必ず効果が出ます。
Yahoo!検索インフォセンター
http://info.search.yahoo.co.jp/
■Google
日本でのYahoo!のシェアは2007年9月で35%。全世界で見ると文句なしにGoogleが1位なのですが、日本では現在2位。もっともシェアを順調に伸ばしていますので、順位が入れ替わるのも遠くないかも知れません。
Googleはウェブマスター向けに丁寧なガイドラインを公開しています。
これだけでも大きなSEOになります。
ウェブマスター向けガイドライン
http://www.google.com/support/webmasters/bin/answer.py?answer=35769
Googleは正直です。キーワードの近接度、アンカーテキスト、リンクポピュラリティ、サイトマップ作成などが要素として挙げられており、その指示通りにすれば一定の成果が出ます。全く更新されないページ、酷い作りのページが上位に居座り続ける場合のあるYahoo!と違い、その意味ではやり易い相手です。順位の変動もYahoo!より激しく、放置しておくと見事に順位が下がっていきます。
■LiveSearchその他
Yahoo!、Googleの他にもサーチエンジンが存在します。例えばInternet Explorer7のデフォルトのサーチエンジンになっているMicrosoftのLive Search。一応使われてはいますが、インデックスされているページ数は非常に少なく、またインデックスの更新も遅いので、一生懸命に対策を施す相手ではありません。
他には2008年1月から日本でも正式にサービスインした百度(Baidu)もあります。中国では圧倒的な人気を誇りますが、日本では現時点では人気も知名度もまだまだ、という状況です。
他にも多くのサーチエンジンがありますが、その多くはYahoo!またはGoogleのエンジンを使用しています。例えばgooやinfoseekはGoogle、exciteはYahoo!、といった具合です。まずはYahoo!、Googleへの対策を徹底的にしていきましょう。